年明けから続いているONESELF Lab – ワンセルフラボの再開。

はじめは不安もありましたが、なんだかんだ、今日まで15本の記事を更新することができました。

1月から3月の半ばまでは、過去に書いた記事を元にブログ再開のペースを掴み、それ以降は、リアルタイムの自分が思ったことを言葉に変えて放出しています。

本日は、無事に波に乗ることができているONESELF Lab再開の経緯と、初心について。

 

そもそも、ONESELF Labは、大学卒業後の2016年にはじまりました。

ブログ自体は、初めて携帯を買ってもらった中学2年生から大学時代まで、約10個のアカウントをわたり歩きながら、ゆるゆると続けていました。

そんな中、新卒就職を果たした会社を、入社3ヶ月で退職。

しばらく引きこもり生活を送り、徐々に回復に向かう中で「このままじゃダメだ。何かしなくては……」と思えるようになったものの、

外に出るのはまだ怖かったことから「まずは自宅でパソコンを使ってできることを」と思いついたのが、個人ブログの立ち上げでした。

それまでは、デコログやはてなブログ、LINEブログなど、外のサービスを利用していましたが、ONESELF Labは自分でドメインを購入して、サーバーをレンタル。

それをワードプレスとくっつけて、管理画面を整え、やりたいことに合わせてプラグインを設定して……と、1からつくっていきました。

専門的な知識に乏しい中で、助けてくれたのはインターネットの人たち。

過去にわたしと同じ疑問を持った人が、回答をネットに残してくれていたおかげで、ONESELF Labをつくることができました。

このあたりの「ネットに助けられた…!」という感覚が強いから、ブログという形でネットに情報を残しておきたい、と思っているのかも。

 

満を持してはじまった我がブログ。

はじめは自分が元気になっていくために。

自信を取り戻すために更新していましたが、次第に応援してくれる人が増え、ブログを見てくれた人から、ライティングのお仕事をいただけるようになりました。

 

そして2018年に、個人事業主「かざぐるま」を開業。

名刺に「ライター」と記せる自信も身につき、ブログもライティングももっとがんばらねば……! と思っていた矢先、縁あって、2020年に地域おこし協力隊になりました。

久しぶりの固定給はジワ〜と口座をあたためてくれたけれど、これをきっかけにブログ更新は、すん……と止まってしまいました。

理由は明確で、「とても書きにくくなったから」

それまでは”個人”として誰の目も気にせず、のびのびと言葉を綴っていました。

しかし、地域おこし協力隊になり、”組織の中の人。しかも、半分役場の人間”になったことで、人目が気になるようになり、ブログに対して後ろ向きに……。

一方で、仕事として地域の農家さんや事業者さんを取材したり、求人記事を書いたりはしていたので、文章を書く総量は変わらなかったと思いますが、自分のために書くことは少なくなっていきました。

 

そうして、2023年。

地域おこし協力隊を卒業し、個人事業主に戻ったことでブログ再開となるか……? と思いきや、その頃には仕事で書く時間のほうが長くなっていて、ONESELF Labは正直二の次に。

とはいえ、ONESELF Lab自体が仕事のポートフォリオになっていた側面もあったので、ブログを閉じる選択は無く、「とりあえず一旦置いとくか」と熟成させていました。

 

ほんで、2025年。

なぜ突然ブログ再開を決めたのか? というと「少なくとも、この1年は自分のために生きる」と決めたから。

具体的な内容はここでは伏せますが、2023年〜2024年にかけて、自他共に認めるダークサイドに落ちていました。

主な要因は組織・人間関係で、当時のわたしの脳みそは、自分のことよりも関わっている組織や人に関する思考が9割を占めていました。

これがしんどくて、しんどくて。

31歳の誕生日を迎えた時に「次の1年も同じことはやってられないな……」と、組織から離れることを決め、人間関係も距離を置くことにしました。

その時に思ったのが「これからは、自分のために生きよう。少なくとも、この1年は」

「自分のために生きるって何をするの?」

「自分のためだけに文章を書く時間をつくろう」

わたしにとってプライベートで書く文章は、ジャーナリングであり、セラピーであり、瞑想です。

だから、少なくともこの1年は、自分のためだけの文章を綴ろうと決めました。

それが自分にとって、一番良いことだから。

 

長くなりましたが、ONESELF Lab再開の経緯と初心忘るべからずでした。

おかげさまで、今年はすこぶる調子が良いです。

「光、あれ」の中で生きています。

今年は花束を持って散歩するような、そんな1年に。