昨日、鹿児島市長選の投票率の低さについて書きました。
これまでは、選挙についてまったく興味がなかったです。
アメリカの大統領選は気にしてたけど、それはメディアに影響されて、つられるように意識が向いた感じでした。
でも、さいきんは鹿児島市長選の投票率の低さについてよく考えます。
はじめは「ブログのネタによさそう」と思って書いた鹿児島市長選ですが、調べるほど「ちょっと低すぎるんじゃないか」「なんで低いのか」「投票率が低いとどんなことが起きるのか」と興味が沸いて尽きません。
今回はその中から「投票率が低いとどんなことが起きるのか」をスタートに考えたことを。
若い世代は選挙に関心がない?
鹿児島市長選に関する事前アンケートではこんな結果が出ています。
ネットメディアの鹿児島ウォッチャー(鹿児島市)は、27日投開票の鹿児島市長選挙に関する有権者アンケートの結果を発表した。52.8%が今回の選挙に「関心がある」とし、36.5%が「投票に必ず行く」とした。森博幸市長の3期12年に「満足」と回答したのは45%で、「不満足」は32.1%だった。
(中略)選挙は「大いに関心がある」が19.5%、「どちらかというと関心がある」は33.3%で、50〜70代以上は合計が6割を超えたが、10〜40代は5割を下回った。7月の県知事選の調査(有権者446人が回答)では「大いに関心」「どちらかというと関心」の合計が67.9%で、実際の投票率は56.77%だった。
40代以下の若い世代の選挙への関心が5割を下回ってるということは、比例して投票率も低かったはず。
短絡的な考えではありますが、あながち外れてないかと。
若い世代の投票率が低いとなにが起きる?
若い世代の投票率が低いと、市長など、政治に関わる人たちに「若者は選挙に興味がないんだ」と思われる危険があります。
すると、声を上げている高齢者の意見の方が市政に組み込まれやすくなります。
実例として、渋谷区の話をします。
渋谷区は、パートナーシップ証明書を交付するようになりました。
日本でさいしょに渋谷区が同性愛、同性婚を認めました。
それは、渋谷は若い人が多く、若者の街だから。
若者が多い街だから、若者のために区が動きました。
鹿児島市にあてはめて考えます。
鹿児島市は高齢者が多く、選挙に行くのも若い世代より多い。
となると、鹿児島市は高齢者の意見を優先的に市政に組み込まざるなくなります。
そうなると、若者は鹿児島市に住みづらくなり、県外に出ていってしまいます。
鹿児島市から若い世代がいなくなるとどうなる?
高齢者にとって困りごと、心配事がでてきます。
・後継者不足
・少子化問題
・空き家問題
・過疎化する町や村が増える
・活気がなくなる
・経済が衰退する
高齢者が、若者と共に手を取り合いながら生きたいと考えたとしても、高齢者は若者が何を求めているのかわからないので、与えることができません。
すると、どちらにとっても住みづらい街が創られてしまいます。
このままでは鹿児島市は、高齢者のための街に?
ただでさえ高齢者が多い鹿児島市です。
放っておいても【高齢者のための街】になっていきます。
そんな鹿児島市で、若い世代の投票率が低く、選挙に興味がないという態度をとると【高齢者のための街】になるスピードは加速し続けるだけです。
でも高齢者だらけだと、高齢者も困る。
わたしたち若い世代は、意思を示し、市や県からもっと注目を浴びたほうがいいです。
その1つの方法として、若い世代の投票率の向上は必須です。
投票は定期的に開催されるし、そんなに難しくない。
当日に投票できないなら、期日前投票がある。
もし若い世代の投票率が50%を超えることがあれば、市や県は若い世代の存在を意識しないわけにはいきません。
こちらが意思を示している以上、それに応える必要がでてきます。
だからって「若い世代、選挙に行こうぜ!」とは言いません。
投票しないというのも、1つの意思の示し方だと思うので。
わたしが腹をたてているのは、
・投票も行かなかったくせに、若い世代が文句ばかり垂れること
・投票率がどうとか知らないのに、市政に悪態をつくこと
行政は限られた範囲でやれるだけのことをしてくれています。
制限が多いなか、煩雑な手続きをこなしながら、がんばってくれてます。
もし、わたしたち若い世代が、じぶんが住みやすい鹿児島市になってほしいと願うなら、投票して意思を示すべきです。
投票率のデータはずっと残ります。
ずっとこのまま投票率が低いまま、誰の為かわからない鹿児島市になっていいんでしょうか。
わたしたち市民が要望を伝えないと、市や県はわたしたちのための鹿児島市を創りようがないです。
でも何もしないまま、時間だけを消費するわけにはいかない。
使われなかった予算分は、削減されてしまうかもしれないから。
闇雲に街を創って、蓋を開けたらめちゃくちゃな田舎。
そんな誰も望んでない結果を生み出していいんでしょうか。
投票以外にも、じぶんの存在、意思を示す方法にパブリックコメントがあります。
去年初めて提出しましたが、そんなに難しくないです。
場によってはわからないところを直接、行政の方に尋ねることができます。
若いあなたに知ってほしくて、勢いで書きました。
以下は、思考ノートと試しに作ってみたパワポです。
若い世代の存在感が大きくなったら、理想的な鹿児島市になるかもよ。
わたし、鹿児島市だいすきです。
鹿児島市長選に関するブログ記事
→鹿児島市長選の投票率は?
→明日は鹿児島市長選 投票日!
ごあんない
同棲について
tsuKureruシリーズ
よく読まれてます。
鹿児島初出店の【いきなりステーキ】で、ヒレステーキ200g食べました!!
内之浦でイプシロンロケット2号機の打ち上げを見学しました!!