頴娃町は、えい町と読みます
かざり(@kazali0617)です。
今月初めに「佐多から頴娃町へ移住します」という記事を書きました。
あれから何度か頴娃町に通い、先日初めて大家さんご夫婦と顔を合わせました。
間に入っていただいているNPO法人頴娃おこそ会の加藤潤さんと共に、お家での思い出や管理の仕方、大家さん自身の歴史やご家族についてなど、たくさんお話しさせてもらいました。
大家さんの自宅は別の地域にあり、家としては10年ほど空き家だったらしいですが、お庭を管理したりシーズン毎にお孫さんと泊まったりで、とても丁寧に手入れがされていて、空き家とは思えないほど外観も室内もきれいでした。
一部床が沈んだり、トイレが水漏れしていたりと直しが必要な部分もありますが、贅沢を言わなければ明日にでも住めそうな感じ。
とはいえ今後末長く頴娃町で暮らしたいと思った時に、改修なしで暮らし始めるのは色々と不便な部分があったので、頴娃おこそ会と株式会社オコソコの力を借りて改修してもらうことになりました。
物件契約〜改修作業に入るまで
絶景祭りに遊びに行った翌日、5/20に大家さんと空き家を管理する株式会社オコソコの契約が完了。
わたし達は大家さんから直接家をお借りするわけではなく、NPO法人頴娃おこそ会から派生した、株式会社オコソコを介し入居します。
オコソコには空き家紹介や改修だけでなく、ご近所さんへのご挨拶など移住に伴うあらゆる面でサポートしていただく予定です。
例えば今回お借りする家は庭が広く、大家さんからは「周辺に迷惑がかからないように草刈りをすること」が家をお借りする際の条件になっています。
しかしわたし達は草刈りのノウハウや道具を持っていません。
そのため最初はオコソコの加藤さんに草刈りのやり方を教えてもらい、エンジン草刈機をお借りする予定です。
こちらの様々なサポートについては月々の家賃とは別に、礼金としてお支払いするシステムになっています。
わたし達移住者としても大家さんが頴娃町外に住まわれているので、何かあった時に相談できる人が頴娃町内にいると安心。
また大家さんとお話ししている中で「何かあったら、おこそ会があるから」「困った時は、加藤さんがいるから」と何度もおこそ会や加藤さんの名前がでてきて、大家さんとしてもおこそ会があることで安心して家を貸せるのだなと実感しました。
わたし達がスムーズに頴娃町に移住できるのは頴娃おこそ会をはじめ、町の方々が長年の活動の中で積み重ねた実績と信頼があるから。
今はまだおんぶに抱っこの状態ですが、少しずつこの恩を返せていけたらと思います。
改修スタート
株式会社オコソコと大家さんの契約が完了した2日後(5/22)から、加藤さんに空き家の改修作業に入っていただいています。
加藤さんとは、Facebookメッセージでやり取りし、改修の状況を写真で教えてもらったり、こちらの要望をお伝えしています。
現段階の改修予定部分について、ザッとまとめると
・脱衣所、洗濯機置き場の確保
・洗面所の設置
・浴室の水道にシャワーをつける
・一部畳からフローリングに変更
・本棚の作成、設置
当初は改修に1か月〜1か月半ほどかかる予定でしたが、わたし達の要望として6月中に移住したかったため、作業を早めてもらうことに。
一度入居してしまうと改修に時間がかかってしまうため、スピードを考えると移住する前に作業が終わっているのが理想ですが、待てなかった。
必要最低限以外の改修については、住みながら進めていきます。
現在の改修の様子
現在の改修は、トイレへの導線確保。
部屋からドア一枚でトイレに繋がっていたため、トイレ横の押入れを貫通させ通路に変更。
トイレのドアと押入れの襖は、合板を設置し壁になりました。トイレのドアは再利用。位置は変わりましたが、同じ物を使っています。
(写真は全て、加藤さんより)
押入れの中(改修後通路)がわりと広かったので、中に洗面台と洗濯機を設置することになりそうです。
加藤さんから「床板を補強して窓をつければいけそう」と心強いメッセージをもらいました。すごい。
今後の変化もお楽しみに!
今後の予定としては5月中に佐多の家を片付けて、6月半ばまでに頴娃のお家に荷物を動かせたらと思ってます。
6月の誕生日までには一息つきたい!
ネットの解約に荷物の梱包、掃除などタスクが山積みですが、きばります!
色々な方の力をお借りして、少しずつ現実が動いています。
わたし達だけでは絶対にできなかったことが多すぎて、お力を貸していただいていること、本当に感謝しています。
絶対がんばる。絶対幸せになるぞ。
今後も家の変化について、ブログで発信していく予定です!
きっと「そこがそうなるの!」「あそこってそんな風になったの!」驚き満載、夢満載。
(すでに押入れが通路になったことに驚いている)
DIYに興味がある方や、頴娃町へ移住しようと考えている方の参考になれば幸いです〜!
処分予定の本棚の中のもの。溜め込まない暮らしをしたい。本当は家にある本を全部処分(売るなり譲るなり)すれば大分身軽に引っ越せるんだけど、前に手放したことを今も後悔してるから踏ん切りがつかない。減らすはできても0にはできない。ちょっとでも選別できたしまあいいか😢
#頴娃町へ移住 pic.twitter.com/g5c4FNxKEq
— かざり (@kazali0617) 2019年5月25日
写真提供:加藤潤さん