5/17から佐多を出発し、県内をあちこち移動中
かざり(@kazali0617)です。
昨日、鹿児島市のマークメイザンに行ってきました!
目的はALL YOURSの試着と、代表 木村さんのトークイベント。
参加への個人的な思いは、こちらの記事をご覧ください。
これからどんな服を着て、生きていこう
近頃引っ越しに伴い、洋服を断捨離しています。
まあまあの数とお別れしたので、引き出し1つ分空になりました。
「やった〜!やればできるじゃん」と自分を見直し、次に思うのは
「これからどんな服を着て、生きていこう」
佐多から頴娃に移住するとはいえ、基本的な生活様式は変わりません。でも今後は何かしら自分の中に基準を持って洋服を買っていきたい。
そうすることで買った服を無駄にすることなく、愛情を持って着続けられるのではないかと。
というのも断捨離している時に、袖を通していない服の多さに驚きました。
お店ではルンルン気分でカゴに入れたはずなのに、月日と共に体に合わなくなったり、好みのスタイルが変わったりで着用する機会が減ったのだと思います。
断捨離するとスッキリする反面
「こんなにたくさんの服を持ってたのか」と罪悪感が大きくなり、ゴミとして処分してしまうことが本当に申し訳ない。
ゴミ袋にギュウギュウになった服を見て、胸が締めつけられました。
そんな経験から
「洋服をなるべくゴミにしたくない」という気持ちが強まり、そのためには自分の中にある程度基準を設け、洋服を買う際にふるいにかける必要があるなあと。
更にこれまでは色んな洋服を試してみたくて、プチプラを選択することが多かった。
わたしが服にかける平均コストは、1着あたり¥1,000〜3,000ぐらい。
¥5,000を超えると
「この値段はわたしにはまだ早い」と棚に戻し、¥10,000を超える服は冬物のコートぐらい。
選択肢としてプチプラもありなのですが、気に入って頻繁に着ると思ったより早く首元がヨレてきたり、生地がゴワついてきたりと強度はそれなりなんだな、と。
今後は多少コストが上がっても気持ちよく、長く着れる服を見つけたいな〜と思っています。
今までは「なるべく安くていいものを」だった考えが「値段が高くても、長く使えるなら結果的にはお得」と長期的な視点が持てるようになったのも大きい。
そんな時に参加したALL YOURSのイベント。
個人的にすごく収穫がありました!
以下はちょっとしたイベントレポートと、服に対する個人的な今後のスタンスについて。
そうだったんか!ALL YOURS
昨日は19:00〜トークイベントで、その前後に試着会が開かれました。
主催はカンケリデザイン。鹿児島を代表するデザイン集団です。
イベントに参加する前のわたしのALL YOURSに対する知識は
・日本全国を回っている最中
・着たくないのに、毎日着てしまう
・ジャケパン
ぐらい。つまりほぼ知らない。
そしてイベントに参加する前の、ALL YOURSのイメージ。
・商品単価が高い
・丈夫な服を売っている
・クラウドファンディングが上手
一言でまとめると
「値段が高くて丈夫な服を、新しい方法で売っている会社」という感じ。
しかしイベントに参加して木村さんのトークを聞く内に、元々持っていたイメージがひっくり返りました。
ALL YOURSは「ハレ着」ではない
「共犯者を増やしたい」
「リーバイス501」
「24か月連続クラウドファンディング」
などおもろい話しがたくさんあったのですが、
個人的に印象的だったのが
「インターネット時代のワークウェア」という言葉。
スーツを着て働く人が多かった時代。スーツは日常のワークウェアだった。カジュアルな服は週末の服、ハレ着として着られることが多かった。
でも最近はドレスコードが崩されてきて、働く=必ずしもスーツではなくなった。
そんな時代に、使う人の気持ちを重視したインターネット時代のワークウェアとして
ALL YOURSのプロダクトは作られていました。
つまりALL YOURSの服はハレ着ではなく、日常の服「ケの日の服」だったのです。
わたしはここを勘違いしていて
「商品単価が高いしシュッとした見た目だから、日常的に着る服ではないよな〜」と思っていました。
着たくないのに、毎日着てしまうの意味をわかってなかった。
木村さんのトークを聞いて初めて、言葉の本当の意味がわかりました。
試着した感想
ALL YOURSの服を試着した感想は、「気持ちいい」
圧迫されない作りで、しゃがんでも全然きつくない。
特にジャケットにはびっくりで、腕を上げた時に背中の肩甲骨のあたりがボコッとしないんですよ。生地がグーンと伸びるから肩が締まる窮屈さもないし、伸び伸びと体を動かせる。
これからジャケパンを試着する人は、ジャケットの背中のポケットに手を入れてください。
人生で最大規模のポケットがそこにあります。というか背中にポケットが初体験。
「え、え。そこまで手が入っちゃうの」と驚き。体が固い人は痛めないように。
これはびっくりというより、やっぱりな…という感じだったのですが、わたし、ALL YOURSのジャケパン似合いました。シンプルな服と相性がいい便利な体型。
(写真だと丈が短いですが、調整できます。サイズも測ってもらえます)
オンラインでの購入方法やサイズ、丈の情報も貰えます。
決済はオンラインなので、その場で必ず購入する必要はありません。ご安心を。
実物を見て欲しくなったプロダクトメモ。
・撥水スウェットパーカー
・デニム
カッコイイやきれいより「似合う服」を着たい
ALL YOURSの服を試着したことで、洋服に対する自分なりのスタンスが決まりました。
それは
「ハレの日には着たい服を、ケの日には似合う服を着る」ということ。
例えばわたしにとってのハレの日とは、おでかけや外食、旅行やイベントのこと。
これらの時は好きな服、着たい服を着て過ごすようにする。「○○な人に見られたい」という作戦も含め、纏う洋服によって自分を表現できるように。
そしてケの日は日常のこと。
食べて寝て遊んで、仕事をする。ケの時間ではその瞬間の自分に似合う服を着る。文章を書きたい時は、ALL YOURSのジャケパンが合うだろうし、庭の草を刈る時はモンペを着るのはどうだろう。
変にカッコつけるのではなく、自然体で伸び伸び過ごせるような服を着れたらと思います。
とはいえハレ着がケの日に溶け込んできたり、ケの日の服のままハレの舞台にでたり。
そこは柔軟にしたいけど、基本スタンスとしては
「ハレの日には着たい服を、ケの日には似合う服を着る」が今の自分にとって、とても居心地がいい気がしています。
オシャレをしておでかけするのは好きだけど、日常の服は毎日同じでもいい。
「今日はどれを着ようか」と数分考えるよりは、今日もこれ!と自分に似合う着心地の良い服を即決したい。
ジャケパンは部屋干しでもすぐ乾くっていうし、ぴったりだ。
特別な日は、特別な装いで。
日常は、片肘はらず伸び伸びと。
暮らしの変化に合わせて、わたし自身も色々と変わりそうです。
マークメイザンでのALL YOURS試着会&木村さんのトークイベント終了👏🏻オールユアーズの服ってハレ着ではなく「ケの日の服」なのね。ネットで見てるだけだとシュッとしてカッコいいイメージだったけど作ってる人の思いとしては違うらしい!着てて気持ちのいい服だった。予想通り似合う服😌#木村どん pic.twitter.com/ERPfmeR2Aj
— かざり (@kazali0617) 2019年5月22日