こんにちは!
花ざぐるま(@kazali0617)です!
あなたは、同棲に興味がありますか?
好きな人と同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食べて、好きな人の寝息を子守歌にしていたらいつの間にか朝を迎えていた。
そんな日々を過ごしたいと思ったことはありますか?
わたしは彼と付き合って1年が過ぎ、同棲を初めて10ヶ月が過ぎました。
10ヶ月の同棲はわたしに、幸せ、喜び、苛立ち、腹立たしさとさまざまな感情を教えてくれました。
先日は、同棲がわたしに与えた良い影響について書きましたが、今回は同棲の闇の部分について書きます。
書こうと思ったきっかけは、ある先輩に「同棲のマイナスな面についても読みたい」と言ってもらったからです。
わたし自身も「良いことばかり書いて、悪いことに蓋をするのはいかがなものか」「きれい好きぶっている嘘つきじゃないか」と思っていたので、良いタイミングでした。
先輩、ありがとうございます!
なるべく愚痴っぽくならないように、客観的な視点を意識しながら書いていきます。
同棲を検討している方の参考になったらうれしいです。
以前書いた同棲の良い部分や、はじめての同棲へのアドバイス的な記事は最後の方にまとめました。
よかったらそちらもご覧ください。
では、同棲の闇の部分、5つの項目に分けてお届けいたします!
家事能力の差が大きいと、イライラが増す。
1人暮らしが2人暮らしになれば単純に家事にかかる負担が2倍になります。使ったお皿、汚れた洗濯物、部屋のホコリなど。
効率化によって時間を短くすることはできますがそれには、実践と知恵が必要。
ここで2人の家事能力に差があると、家事能力の高い方はイライラが増します。
わたし達の場合は片方は1人暮らし歴5年以上、片方は1人暮らし未経験なのでとても差がありました。
お互いの家事に対する意識が違うし、片方は家事が習慣化されていません。おのずと家事能力が高い方に負担が偏り、効率の良さについても差がでます。
片方が「家事大好きー!サイコー!」人間なら特に問題はないでしょうが、そうではない場合、ほんっとうにイライラします。頭に血が上って爆発しそうになります。
- 皿を洗った後どうしてシンクの周りを拭かないの?
- 洗面台がびちょびちょなのはいいけど、壁まで濡れてる・・。
- 布団はそのまま、掃除機もかけない。どうして?
- 机に書類を置きっぱなし、作業スペースがないんですけど。
- 脱いだ服がそのまま床に・・。何日もそのままだし・・。
同棲をしたい方は男女関係なく、最低限の家事はできるようになってください。
「たかが家事でしょ」では済まされません。
じぶんが冷たい水を我慢しながら皿を洗っている時に、相手は携帯をいじりテレビを見てゴロゴロしていたら頭にきませんか?「ご飯を食べて皿を使ったのはいっしょなのに、どうしてわたしだけが洗ってるの」とイライラしませんか?
じぶんがしてるのに相手がしないイライラは、いらぬケンカの元になります。
つもりつもれば、「もう一緒に住んでいられない!」と爆発することも
絶対に家事はお互いにできるようになっていた方がいいです。
家事は練習すればぜったいにできるようになるので、意識して身に着けてください。好きな人と末永く一緒に暮らしたいのなら。
2人とも落ちこんでいると、部屋のふんいきが悪くなる。
同じ家に住んでいると気にしているつもりはなくても、無意識にお互いの体調、機嫌に敏感になります。
どちらかが落ちこんでいる時、落ちこんでいない方が元気で明るく振る舞えたらつられて2人とも元気になることがあります。
しかし、落ちこんでいる方につられて2人とも落ちこんでしまうこともあります。
そんな時は家全体は、ずーんと重くなりふんいきが悪くなります。なんとなくギスギスして笑い声が少なくなって、居心地が悪くなる。
何かしようと思っても体が重くて動きたくなくなります。
「今日はこれをしよう!」と計画してたのにできなくて、また落ち込む・・。という負のスパイラルに陥ってしまうことも。
そんな時は無理に明るく振る舞わず、だらだらと過ごしていいです。テレビを見たりマンガを読んだりゲームをしたり。
2人そろって落ち込むということはきっと何かしら意味があるはずなので、2人そろってダメ人間になりましょう。
2人で何かをがんばるのもすてきですが、2人でだらだらできるのもけっこういいですよ。何か安心します。
完璧な1人の時間が取りづらくなる。
「今1人暮らし?」と聞かれて「いえ、2人暮らししてます」と言うとけっこうな確率で聞き返されるのが「1人の時間がないってきつくない?」です。
答えは「1人の時間は作ろうと思えばいくらでも作れるのできつくないですよ」です。
1人の時間には2種類あります。
- じぶん以外誰もいない、完璧な1人の時間。
- じぶん以外の人もいる、意識的な1人の時間。
同棲で作りにくいのは、完璧な1人の時間です。室内にたった1人だけの時間。
意識的な1人の時間は、例えばカフェでの作業のことです。店員さんや他のお客さんがいるけど、意識的にはじぶん1人の状態。
カフェの適度な雑音が読書や作業のスピードを進めることがありますよね。
完璧な1人の時間はいっしょに住んでいる人がいるので作りにくいですが、意識的な1人の時間は作れます。
わたし達の間でさいきん増えたのは同じ空間にいながら、それぞれがじぶんのPCと向き合う時間です。
意識的な1人の時間は、集中力と空間づくりができればいくらでも作れます。
お金の管理がずさんになり、精神的に不安定になる。
これはわたしが思う同棲の最大の闇なのですが・・。
「暮らし」にはいろいろなお金がかかります。家賃、光熱費、食費・・など。
これをきれいに2等分できればいいですが、何かとあいまいになりがち・・。
現金だけならまだしも、クレジットカードを使うと把握するにも手間がかかり、お金の管理がずさんになることも。
わたし達の場合、今月はピンチです。わたしが職についておらず、収入がないというのが1つの原因で、彼には申し訳なく思っています。
申し訳なく思っているけど、それだけが唯一の原因ではありません。
同棲でお金について衝突する原因は、「お金に対する価値観とお金がないことに対する危機感が違うこと」です。
わたし達の場合、今月がピンチという事象に対する慌て方、焦り方、捉え方がまるで違うのです。
ないということに対する危機感が違うから、精神的にとても不安定になります。理由は、共感してもらえないから。ちょっとNVC的ですが。
どちらか一方だけ追い込まれて、片方はのほほんとした様子。これでは長く暮らしていくことはできません。
お金は2人の今を作り、それぞれの未来を作るものだから。
できる限り、お金の管理は明確にしましょう。きちんと管理した方が精神的に安定します。
お互いの収入に差があれば支出のバランスも違ってきます。そこで重要なのは「気持ちよくお互いのためと思って、お金をだせるか」
最低限の生活費用をだしているのなら、同棲しているからといって出したくないお金は出さなくていいです。
守銭奴みたいですが同棲のお金は、会社の経営と同じです。2人という会社でどう資産をやりくりするか。
その視点がない人とは現実的に考えて長くは続きません。金の切れ目が縁の切れ目。
シビアにリアルに電卓を叩きましょう。
けんかをしても結局は好きだから、離れられない。「この人しかいない」と思い込んでしまう怖さ。
いっしょに住んでいれば楽しいこともあれば、腹立たしいこともあります。
でも結局は好き同士。かんたんには離れられません。
悲しいかな、同じ家に暮らしているとそこ以外帰る場所がなくなります。
外で一夜を明かすにしても、お金がかかるし時間も消費します。
「もう無理。同棲は終わりだ!」と思っても一度はじめた同棲。簡単には解消できません。
- 家具の配分はどうする?
- 引っ越し費用は?
- 家にあるお互いの荷物は?
- 周りになんて言う?
- この人と別れたとして、次はある?
いろんなことが頭をぐるぐる回り、めんどくさくなることも。アドラー心理学的に言うと、引きこもりの構造と似てますね。
長い時間いっしょに過ごすと情がわき、「いっしょにいるのが当たり前」「この人以外他にいない」と思い込んでしまうこともありますが、そんなのは全て一時的なまぼろしです。ぜーんぶ幻。
「この人ともうがんばれない」と思い、その思いが覆りそうになかったら勇気をもって別れましょう。
大丈夫。わたし達の世代は上の大人たちの世代とは違います。1人でも十分楽しくやっていける。
結局は好き同士だけど、どうしても無理だったらそこを飛び出しましょう。一時的な不安に負けず、じぶんの人生を長い目で見て決断しましょう。
同棲はあくまでスタート。だめだったらまた違う人とはじめてみたらいいのです。
ちなみに、結婚もゴールではないですよ。
さいごに
途中感情的になりながら書いてしまいましたが、どうでしょう。参考になったでしょうか?
今回は「同棲の闇の部分」と題して好き勝手書きましたが、これを読んだ同居人にも言い分はあるだろうし、「おいおい、そんなこと書いてるけどお前も」という部分もあるでしょう。
なので、今後加筆・修正するかもしれないこの記事ですが、ひとまずはこのままにしておきます。
まだ同居人に読んでもらってないので。
(2018年4/15追記 彼に読んでもらってOKもらってます!)
同棲は悪いことばかりではなく、幸せなことや嬉しい、楽しいこともいっぱいあります!
でも光の面があれば、闇の面もあるわけで・・。同棲を考えている人には知っておいて損はない内容だと思います。
同棲の酸いも甘いも知っているから簡単には言えないけれど・・。
どなたも幸せな日々をお送りください。
同棲について、合わせて読みたい。
ごあんない
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