「なめたけは、大根おろしと合わせるとおいしいよ」
頴娃町で開催されたくるくる市で、彼が大きな大根をもらった。土も葉っぱもついたままの立派な大根。
ありがたい。しかしどうしよう。
家にはすでに、スーパーで安く手に入れた大根が数本待っているのだ。
ボヤボヤしていたら水分が抜けてパサパサになってしまう。
そこそこの量の大根を消費できる、うまい料理法はないものか。
実家の母のアイデア
相談するつもりはなかったが、事の経緯を佐多に帰る途中に寄った実家の母に話したら、冒頭の組み合わせを教えてもらった。
半信半疑だったが佐多に帰り、近所のAコープで瓶のなめたけを買って試してみた。
彼と2人、白いご飯に乗っけて食べた。
なめたけ特有の茶色と大根おろしの透明感のある白が、適度に混ざってグラデーションになっている。
濃いほど味が染みて、薄いほどあっさり食べられる。
味よし、コスパよし。
なめたけと大根というチープさも気に入った。
しかし一つだけ難点が。なめたけの瓶の匂いなのか、使われている保存料なのか。
ほんの少しだが、特有のクセが強いような気がしたのだ。
このクセさえ解決できたら、言うことなし。
ということで、自分でなめたけを作ってみることにした。
手作りなめたけの作り方
スーパーで3袋100円ほどのエノキタケを購入。石づきを落とし、食べやすい大きさにカットする。
フライパンにバサッと豪快に入れたら酒、醤油、みりん、何らかの出汁を加え、グツグツと汁気がなくなるまで煮込む。
わりと暇なので、本でも読みながら時間を潰す。
ほんのりいい匂いがしてきたら、味見をして足りない味を足す。甘みを強めたい人は、砂糖を入れてもいいかもしれない。
汁気がなくなり、いい感じにエノキの色が変わったら完成です。
数日であれば、冷蔵庫で保存が効きます。ダメになる前に、おいしく食べきりましょう。
白いご飯との相性抜群。パスタと混ぜてもいい仕事します。
大根おろしと合わせると量が増すので、節約メシとしても大活躍。
割と簡単にできるので、ぜひお試しを〜!
手作りなめたけが成功して、ご機嫌な家ランチです😋 pic.twitter.com/eQtZBJ1Hyd
— かざり (@kazali0617) 2019年3月29日