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かざり(@kazali0617)です。
今回は、来月新しくオープンする介護施設について!
普段は目の前のことに精一杯で、あまり先のことは考えられないのですが
いつか訪れる「老後」について思いを馳せるよい機会となりました!
介護施設とは?
そもそも介護施設とは、どんなところなのでしょうか?
ネットで調べてみると、正式名称は「介護老人保健施設」らしい!
●介護老人保健施設とは
介護老人保健施設(老健)とは、主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護者が入居できる施設です。病院と自宅の中間的な役割があるため、在宅復帰を前提としたリハビリが中心となります。入所可能な期間もそれほど長くなく、3カ月~1年程度です。
一概に、介護施設といっても入居条件が異なっていたり、部屋や設備が違っていたりするとのこと。
働いている人に聞いてみた!
今回は、日置市伊集院に新しくオープンする、サービス付き高齢者向け住宅 百花(ももか)で働いている方にお話を伺いました。
前原くるみ理事長
医師であり、施設の理事長である、前原くるみ理事長です。
おじいちゃんおばあちゃんへの温かい思いに満ちている、ステキな方でした!
ーなぜ、百花を作ろうと思ったのですか?
以前からおじいちゃんおばあちゃんから「国民年金だけで生活するのが苦しい、大変」という声を聞いていました。
百花の前に、吹上町に吹上タウンという施設を作った時に、伊集院の民生委員の方々がほぼ全員でご見学に来てくださいました。
その時のアンケートで「伊集院にもぜひ作ってほしい」という要望を頂いたので、ならば伊集院にも作りましょう!ということで作りました。
ー実際に高齢者の方から「お子さんや孫に迷惑をかけたくない」という具体的な声は先生に届いていたのでしょうか?
おじいちゃん、おばあちゃんが外来に来た時に「先生。もう、ピンピンコロリと死にたい」という言葉をよく聞いていました。
もう少し詳しく話を聞くと「金銭面や日常生活で、子や孫に可能な限り迷惑をかけたくない」という思いからの言葉でした。
ほとんどの方が元気で長く暮らしたいと思っていますが、1人で生活できなくなった時に、家族に迷惑をかけるのが申し訳ないと考えている方が多かったです。
ー案内に24.200円という数字があるのですが、これはどういった意味を持つ数字になるんでしょうか?
日置市の生活保護受給者の方々の家賃に使えるお金が、24.200円までなので、その金額に合わせてあります。
生活保護を受けているの方々も入れるように設定しています。
ー施設で過ごす高齢者の方々にどんな老後を過ごしてもらいたいですか?
第一は、大切な命をお預かりするので、24時間安心して安全に過ごせること。
そして、楽しく幸せに過ごしてもらえたらと願っています。
おじいちゃんおばあちゃん達が望んでいる子や孫に迷惑かけないでいられる環境で、一日でも長く生きたいと言ってもらえるような施設を作っていきたいです。
ーくるみ先生自身の原動力はどんなところでしょうか?
元々人が好きなのと、この地域が好きです。
日置市に住んでて自分自身もよかったと思っています。
日本全国の方に「日置市に住んだら老後は安全だ」思ってもらえたら嬉しいです。
その中で、喜んでいるおじいちゃんおばあちゃんの姿が見える。それこそが私の原動力だと思います。
青木さん
青木さん(サービス付き高齢者向け住宅 百花)
ー2/3のオープンに向けて、今の気持ちはどうでしょうか?
入居される方の不安をなるべく取り除いて「いっしょにここで楽しく過ごしていきましょう」とフレンドリーな気持ちで接していけたらなあと思っています。
ー入居予定者向けの説明会では、みなさん熱心に聞いてらっしゃいました
それだけ老後に対する思いが強いのだと感じました。
老後への想いというのはわたし自身も共感できる部分が多いです。
説明会にいらっしゃった方に対しても「相談にきて良かった」「ここだったら安心して過ごせそうだ」という気持ちになっていただけるような、安心できる雰囲気作りを心がけて生きたいです。
東さん
東さん(介護付有料老人ホーム ビクトリア街)
ーお仕事中に、一番気をつけていることはどんなところでしょうか?
入居者の方はいろんな不安を抱えています。
今までできていることができなくなったり、今までどうもなかったところが痛くなったり、呼吸が苦しくなったりなど身体的なリスクがだんだん出てきます。
そうなった時に「ここだったらわたし達がなんとかします。大丈夫ですよ」という入居者の皆さんに安心してもらえるような接し方を意識しています。
ー仕事をしていてよかったなあと思う瞬間は?
人生の先輩がたくさんいて、お手本にしたい方がたくさんいます。
わたし自身、働きながら「自分もこういう風に年を取りたい」と思うことが多々あります。
今の仕事をしていなかったら出会えなかった方達ばかりで、とても得がたいことだと感謝しています。
並松さん
並松さん(サービス付き高齢者むけ住宅 希の里 施設長)
ー仕事をしていて、よかったなと思う瞬間は?
入居している方が元気に好きなことをやっている。その姿を見るとこちらも嬉しくなります。
ここは介護付きの施設ではないので、必要なところはお手伝いをしますが、入居者の方が自分でできる部分やしたいことについては見守ることにしています。
施設に入る=何もできないということではありません。
施設に入ることで、元気になる方もたくさんいらっしゃいます。
自分自身が老後を迎えた時は、希の里のようなサービスのある施設で、どうしてもというところだけお手伝いをいただいて生活できたらいいなと思っています。
ある程度自分の好きなことをしながら過ごす、その方が元気に生きられるような気がします。
ー必要な部分だけお手伝いしてもらった方が元気に過ごせそうですね
自分でできることは自分でされる方が多いです。だから皆さん長生きされます。
希の里の平均年齢は80才を超えています。
100才を超えている人も3人ぐらいいて、最高齢は105才です。
105才の方は、寝たきりではなくて、今も自分で籠を編んで少しですが収益を得ています。
入居者の方にとっても、自分でできる人は自分でした方が気持ちがいいはず。
多少失敗しても、自分でやり直せれば気持ちも軽くなりますよ。
内覧会があるらしい・・!
2/3のオープンの前に、1/28の10:00〜内覧会があるらしい。
お問い合わせは、099-274-0550。(担当:大崎)
さいごに
介護施設で働いているの話を伺う機会はこれまでなかったので、貴重な経験になりました!
入居者の方に対して「安心安全に暮らしてほしい」「楽しい日々を過ごしてほしい」という言葉を何度も繰り返していた姿が印象的でした。
わたし達世代が利用するのはまだまだ先だけど、介護施設がどんな雰囲気なのかを知れたことがありがたかったです!
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