こんにちは!
花ざぐるま(@kazali0617)です!
先日、すてきなお誘いをいただきました!
速攻で「興味あります!」と返事。
2~3年くらい前に「リトル・フォレスト」という映画の影響で、「いつか畑で野菜を作ってみたいなあ」と夢描いていました。
しかも、蒲生は父方のじいちゃんばあちゃん家がある地域で、幼いころから遊びに行ってました。
断るどころか、むしろ「やってみたかったことができる!」ということでわくわく!
当日を楽しみに待っていました!
なた豆とは?
鹿児島県の特産品であるなた豆は、マメ科の1年草で刀豆(トウズ、なた豆)、帯刀(タテハキ)とも呼ばれています。
マメ科1年草としては最大級の植物で、丈は5メートル以上、サヤも40~60センチまで大きく太く成長します。
サヤの中の種子も3~5センチ程の大きさになります。大きなマメとしてなじみのあるソラマメが約3センチですから、それよりもひとまわり大きな豆です。
春先に種をまくと、夏に白またはピンク色の花を咲かせ、秋口に結実します。
人の背丈を大きくこえて成長する「なた豆」は、種も大きかった!
もちろん、さやも大きいです!
畑に実っている時はきれいな緑色ですが、乾燥すると茶色に変化します。
なた豆と、鹿児島の古いカンケイ
まるで脇差のような巨大なさやを持つ豆「なた豆」。むせかえるような緑の匂いの中、天に向かってぐんぐんと伸びるなた豆畑に立つと、その自然のエネルギーに圧倒されます。鹿児島の大地の力をぎゅっと凝縮した植物、それがなた豆なのです。
なた豆は、鹿児島県で古くから生活に密着した雑穀として親しまれてきました。人々は家の庭の片隅でなた豆を栽培し、その若いさやを漬け物にして食していたといいます。なぜ鹿児島でなた豆が広く栽培されてきたのか、その理由は鹿児島県に数多く点在する活火山にあります。なた豆が大きく成長するには、十分なミネラル分を必要としますが、火山活動によって噴出された溶岩や火山灰といった堆積物には豊富なミネラルが含まれています。
漢方の世界では生薬として知られているナタマメですが、ナタマメが身近にあった鹿児島では旅立つ人の無事を祈る縁起ものとしてまたお茶請けの定番の漬物として古くから親しまれていました。
引用:薩摩なた豆物語
なた豆は、古くから鹿児島の人々に親しまれていたらしい。
「天璋院篤姫」や「小松帯刀」が食べていたという話しもあるようです。
なた豆を植える畑
農業体験をさせてもらった畑は、鹿児島県姶良市蒲生町にあります。
なた豆の種植え方法を教えてくれたのは、薩摩なた豆生産者の会の野元幸雄さん。
ふだんの畑の手入れは、ご夫婦で協力して二人三脚で行っているとのこと。
なた豆について、種植え方法以外にも、なた豆の歴史や方言について語ってくれました!
幸雄さんの話しによると、なた豆は鹿児島弁で「タッバケ」と呼ぶらしいです。
鹿児島で生まれ育ったのに、知らなかった・・。
たいへん勉強になりました!
なた豆の、種植え
畑に植える、なた豆はやっぱり大きい。
見えている黒い筋を、下にして土に植えます。
向きが反対になると、芽が出る方向も反対になり、根がはらず育ちにくくなってしまいます。
畑の土の上に、肥料のはいったふかふかの土を入れ、2~3㎝ぐらいの深さのところになた豆をいれます。
なた豆をいれたら、軽く土をかぶせて、種植え完了!
あっという間に、1つ植え終わりました!
久しぶりに触れた土は気持ちよくて、癒されました。もっと自然と戯れる時間を増やしたいなあ。
このなた豆が、これから夏にかけて、人の背丈をこえるほど大きく育ちます。
畑の脇には、成長にあわせて畑に設置する支柱が用意してありました!
夏に大きく育ったなた豆を見れるのが、楽しみです!
すてきな体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
さいごに
「なた豆」という言葉は知っていましたが、ちょくせつ触ったのはたぶん初めて・・。
鹿児島と古い付き合いがあることも知りませんでした。
なた豆について、興味がわいた方は、なた豆の「刀豆ナタマメ協会」のHPをぜひご覧ください!
本記事で紹介した幸雄さん同様に、なた豆を育てている農家さんを紹介しているページもあります。
なた豆について教えてくれた幸雄さん、すてきなご縁を繋いでくれた某氏、ありがとうございました!
や~、なた豆。奥が深いぞ。
【PR】提供:刀豆ナタマメ協会/ヨシトメ産業株式会社
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