かざり(@kazali0617)です。

突然ですが、皆さんは自分が70〜80才になった時、どんな風に暮らしていたいですか?

なんて、わたしと同じ20代の人に尋ねても「よくわからない」「想像できない」という答えがほとんどだと思います。

わたしの場合、5年後の30才のことも想像できていませんから。

 

でも、約50年後の未来について、うっすら妄想しているのは「楽しく幸せに暮らしてたらいいなあ」ということ。

自分でできることはなるべく自分でして、趣味の読書を楽しんだり、映画を見ながら感情を揺さぶられたり、体に優しいものを食べて健やかな暮らしができていたら最高。

 

と、2/3に伊集院に開院した、病院とサービス付き高齢者向け住宅が併設された百花(ももか)クリニックを見学させてもらいながら、そんなことを考えました。

 

「家族に迷惑をかけたくない」という声

百花クリニックの紹介に入る前に、開院までの経緯について。

前原くるみ院長に伺いました。

 

ーなぜ、百花を作ろうと思ったのですか?

以前からおじいちゃんおばあちゃんから「国民年金だけで生活するのが苦しい、大変」という声を聞いていました。

百花の前に、吹上町に吹上タウンという施設を作った時に、伊集院の民生委員の方々がほぼ全員でご見学に来てくださいました。

その時のアンケートで「伊集院にもぜひ作ってほしい」という要望を頂いたので、ならば伊集院にも作りましょう!ということで作りました。

 

ー実際に高齢者の方から「お子さんや孫に迷惑をかけたくない」という具体的な声は先生に届いていたのでしょうか?

おじいちゃん、おばあちゃんが外来に来た時に「先生。もう、ピンピンコロリと死にたい」という言葉をよく聞いていました。

もう少し詳しく話を聞くと「金銭面や日常生活で、子や孫に可能な限り迷惑をかけたくない」という思いからの言葉でした。

ほとんどの方が元気で長く暮らしたいと思っていますが、1人で生活できなくなった時に、家族に迷惑をかけるのが申し訳ないと考えている方が多かったです。

 

ー施設で過ごす高齢者の方々にどんな老後を過ごしてもらいたいですか?

第一は、大切な命をお預かりするので、24時間安心して安全に過ごせること。

そして、楽しく幸せに過ごしてもらえたらと願っています。

おじいちゃんおばあちゃん達が望んでいる子や孫に迷惑かけないでいられる環境で、一日でも長く生きたいと言ってもらえるような施設を作っていきたいです。

 

ーくるみ先生自身の原動力はどんなところでしょうか?

元々人が好きなのと、この地域が好きです。

日置市に住んでて自分自身もよかったと思っています。

日本全国の方に「日置市に住んだら老後は安全だ」思ってもらえたら嬉しいです。

その中で、喜んでいるおじいちゃんおばあちゃんの姿が見える。それこそが私の原動力だと思います。

 

おじいちゃんおばあちゃんの声を元に作られた百花クリニック。

写真と共に、紹介していきます!

 

百花クリニック、オープン!

場所は、伊集院駅から徒歩3分。

駐車スペースもあります。

クリニックでは整形外科、内科の診察を受ける事ができます。

オープンしたばかりのピッカピカの待合室。

百花という名前の通り、院内はお花がいっぱいです。

 

待合室の後ろにはリハビリテーション科もあり、様々な器具を使ってリハビリに励むことができます。

待合室同様、明るい雰囲気です。

しんどい思いをすることもあるリハビリですが、ここならがんばれそう・・!

 

 

百花クリニック 住宅について

百花クリニックは1階はクリニック。2階以上はサービス付き高齢者向け住宅です。

クリニック同等、住宅も見学させていただきました!

 

入居者が安心・安全に暮らせる工夫がたくさん!

5階フロアを見学。

こちらの住宅、入居者が楽しく安全に暮らすための工夫がすごかった!

 

壁紙、床、住居スペースの扉などいたるところに、お花のプリントが施されていました。

お花はフロア毎に種類が分かれているらしい・・。

エレベーター前には回数と同じ数のお花が描かれていました。

(写真は5階なので、5つのお花が描かれています)

 

階段は、1段ずつ色違いに

高齢の入居者の方が階段で踏み間違えを避けるために、階段が1段ずつ色違いになっていました。

 

もちろん安全のために手すり付き。

配慮が細かい・・!

 

お部屋のようす

部屋は1人1部屋。

エアコン、水道、ベッド、トイレ、収納付きです。

1人で過ごすには十分な広さでした。

 

もしも!のために、扉にはちょうちょ柄の覗き窓が。

味気ないのぞき窓ではなく、ちょうちょ型。

しかもお花に混じっているので、雰囲気に合っていました。

ほんと、楽しく安全に暮らすための工夫がすごいなー・・。

 

窓の外には伊集院駅が。

空も広いので、いいですね。

 

お風呂はどこに?

お風呂は各フロア毎に3つ用意されています。

介護が必要な場合は、お手伝いしてもらう事も可能。

持ちやすい位置に手すりがあるので、安全に入浴できます。

脱衣所も広く、使いやすそうなお風呂でした。

 

共有スペースのようす

こちらは食事をしたり、入居者同士でおしゃべりができるスペース。

こちらもイスにお花が描かれていて、明るく賑やかな雰囲気でした。

 

働く方々

2月に開院したばかりですが、既に診察や入居は始まっています。

 

開院に対しての気持ちを、クリニックの方々に伺うと

「おじいちゃんおばあちゃんに安心して暮らしてもらいたい」


「子や孫に迷惑をかけたくないと願う、おじいちゃんおばあちゃんが楽しく日々を過ごしてくれたら嬉しい」
と仰っていました。

 

 

 

お問い合わせはこちら

百花クリニックへのお問い合わせは、下記の電話番号へ。

日曜日の診察はお休みです。

 

さいごに

初めて訪れたサービス付き高齢者向け住宅。

とにかく入居者の方への配慮と、安全のための工夫に溢れてました。すごかった!

 

百花という名前だけど、百輪以上描かれていたと思う。たぶん・・。

見学しながら「もうお花は飾らなくていいですね!」なんて話していたけど、それぐらい明るい雰囲気で暮らしやすそうな建物だった。

 

「子や孫に迷惑をかけずに、暮らしたい」と願うおじいちゃんおばあちゃんが、伊集院という土地で気持ちよく暮らせますように。

開院当日に隅々まで見学させていただけて、大変勉強になりました。

百花クリニックの皆さん、ありがとうございました!

 

【PR】提供:サービス付き高齢者向け住宅 百花