ちょっとずつ自分のリズムを掴みつつある
かざり(@kazali0617)です。
すっかりご無沙汰な、ONESELF Lab。
最近ようやっと自分の中で気持ちいいペース配分を見つけつつありまして、今後はやりたいこと、できること、求められていることの3つの円を、いい感じに重ねていけそうです。
さて今回は、頴娃町の我が家の愛称についてご報告です!
「家に名前をつけるとは?」という方へ向けて、まずは頴娃町における空き家再生と、愛称をつけるに至った理由から。
「や、」がつなぐ物語
大隅半島から頴娃町への移住にあたり、多大なるサポートをいただいた、NPO法人頴娃おこそ会(通称 おこそ会)。
地域の任意団体が、2007年にNPO法人化。
頴娃町内外で暮らす約40名の会員の下、様々なプロジェクトが平行して進んでいる、地域に根差したNPO法人です。
▼おこそ会についてはこちらの動画から。約10分ほど。
そのプロジェクトの1つが、今回わたし達がお世話になっている「空き家再生プロジェクト」
おこそ会ではこれまで、現在わたし達が暮らしている家を含めて、9軒の空き家を再生してきました。
再生された空き家は、住宅やコミュニティスペース、コワーキングオフィス、宿など様々な形で活用されています。
おこそ会で再生された物件には共通点があって、それは建物の名前に「や、」がついていること。
はじめに再生された「塩や、」からはじまり「福のや、」「茶や、」「ふたつや、」と続いています。
わたし達が移住する2か月ほど前に頴娃町での暮らしをスタートさせた、ヨガ教室を営む8軒目の空き家は、移住者の個人屋号から「つきのや、」と命名。
これらは「や、」がつなぐ物語として、大切にされている習わしです。
しっくりくる言葉が中々見つからない
というわけで移住以来、時々空き家再生プロジェクトのメンバーの方から「家の名前決まった?」と尋ねられていたのですが、しっくりくる言葉が中々浮かばず…。
わたし個人としてはいいな、という言葉が浮かんでも、いっしょに暮らしている彼にはしっくりこなかったり、その逆もあったりで、けっこう悩みました。
そんな宙ぶらりんな状態が約2か月続き、「このままでもいいのでは…」と
半ば諦めムードが漂っていましたが、7/25のとあるメンターとの相談会の中でピッタリな言葉が見つかり、とうとう我が家の愛称が決まりました!
如何にして、愛称が決まったか
発表をもったいぶりまくりで申し訳ないのですが「如何にして我が家の愛称が決まったのか」について記録がてら残します。
愛称発表まで、もうしばらくお付き合いください…!
ワンラボでも度々記事として残している、マイブレーン面談。
7/25に久しぶりに彼と2人でブレーンの事務所にお伺いして、いつものように相談に乗ってもらいました。
諸々の相談が進む中で悩みが解決したり、次への打開策が見つかったりで大分スッキリした我々。
最後にブレーンから
「他に話したいことはない?」と聞かれ、そういえば…と、我が家の愛称が未決定な状態について相談しました。
するとブレーンが
「今日はそこまで決めて終わろう!」と提案してくれて、ブレスト形式で良さそうな言葉を見つけていくことに。
「こういう雰囲気の言葉がいい」
「濁点がついた言葉がいい」
「文字数としては3〜5文字くらい」と方向性を探りながら、ネットで言葉を検索。
「いいと思うけどしっくりこない…」と3人で唸ること數十分。
突然バーチャル野郎が「◯◯、は?」と発言し、ブレーンとわたしは「いい!」と即決。
2か月以上も悩んだのに決まる時はアッサリしたもので、ようやく我が家の愛称が決まりました。
いよいよ発表!我が家の愛称は…
まあまあの時間をかけて決まった我が家の愛称、いよいよ発表です!
NPO法人頴娃おこそ会 空き家再生プロジェクト9軒目。
大隅半島から移住した、バーチャル野郎とブロガーが暮らす頴娃町の我が家の愛称は…
「乍らや、」に決定しました〜!
「乍らや、」と書いて、「ながらや、」と読みます。
名前の理由と意味
乍らや、に決定した大きな理由は
「〜しながら〇〇している」
「2つ以上の動作を同時に並行している」という言葉の持つ意味が、わたし達のスタイルにピッタリだと思ったから。
・ブロガーとして活動しながら、町での仕事にも参加している
・映像クリエイターとして案件を受けながら、VR/ARにも力を注いでいる
何か1つではなく、好奇心を原動力にして様々な人や場所を訪ねながら、行動しているわたし達。
なるべく長く続けていけたらと考えている頴娃暮らしでも、色んな人と出会い、様々な経験を積んで自らの糧にしていけたらと思った時に、「乍らや、」はもう本当にピッタリな言葉だなあ、と。
家という大事な拠点に、自分たちを表現するのにピッタリな名前がついた。
改めて頴娃町暮らしが始まったなあ、という気がして、この記事を書きながらドキドキしています。
「乍らや、」共々、よろしくお願いします
「塩や、」「福のや、」「茶や、」「ふたつや、」という先輩物件と共に「乍らや、」も以後お見知りおきを。
今はまだ段ボールだらけで、6部屋ある内の台所と1部屋しか使えてない状況ですが
今後とある方々の協力を得て台所に造作家具が生まれたり、畳をフローリングにしたりして「楽しくて、変なこと」がたくさん生まれる拠点にしていく予定です。
家の愛称が中々決まらず、半ばヤケになって適当な名前をつけようとしたこともあったけど、何事にも良いタイミングがあるんだな〜と。
以上、頴娃町の我が家の愛称が「乍らや、」に決定したよ〜!というご報告記事でした。
乍らや、共々今後ともよろしくお願いいたします〜!
ワンラボが自分のライブイベントを報告する場になってきていて、とてもいい感じ。おもろい。
— かざり (@kazali0617) August 20, 2019