移住して初めてわかることだらけ

かざり(@kazali0617)です。

 

南大隅町に移住して3週間が過ぎました。

体感的には1日いちにちはあっという間だけど、まだ3週間しか経ってないのか〜という感じ。

今回は、移住して困ったお家のあれこれについて!3つあります!

や〜、移住って大変だ。

 

どんな家に住んでいるか

困ったお家のあれこれについて書くまえに、まずわたし達がどんな家に住んでいるかについて書いていきます。

今住んでいる家は空き家バンクで彼が見つけてくれました。

正確な築年数はわかりませんが、平成18年にリフォームされたモダンなお家です。

おばあちゃん家感はあるけど、ふる〜いって感じでもない。

水洗トイレ、部屋数は6部屋、1階建て木造。

鹿児島市内で住んでた家の3倍くらいの広さです〜!

 

お家の困ったあれこれ

前に住んでた方の荷物をどうするか問題

わたし達が住むことになった家は、去年まで97才のおばあちゃんが1人で住んでいたらしいです。

おかげで空き家ですが、家の中はけっこうきれいでした。

 

5月末に鹿児島市から荷物を移動して、掃除をしている時にさいしょの困ったが発生。

それは、去年まで住んでいたおばあちゃんの物であろうタンスやテレビ台をどうするかということ。

大家さんと繋がりがあり、空き家を管理している方から「使わない物は処分していいよ」と言われたので捨てたら済む問題なのですが、いかんせん捨てる方法がわからない。

 

ローカルでのゴミ捨てって手間が増えますよね!

鹿児島市内と比べて分別は細かいし、ゴミ袋には名前を書いてださないといけないし。

地方都市と田舎のシステム的に仕方ないけど、ぶっちゃけめんどくさいぞ!

 

というわけで元々家にあったけど使わない物を持て余している現在。

今のところは自宅の庭っぽいちょっとしたスペースがあるのでそこに積んでいます。

片付けないといけないんだけどね〜。

も、もう少ししたら手をつけます。

 

台所雨漏り事件

2つめの困ったは、雨漏りです。しかも台所。

平成18年にリフォームされたこともあり、パッと見は空き家にしてはきれいな印象です。

玄関は手すり付きで入りやすいし、床は畳だけじゃなくてフローリングもあるし、天井もそんなに低くない。

だからこそね〜、盲点ですよねえ。

雨漏りするかどうかなんて、雨が降らないとわからん!

 

鹿児島市から荷物を動かして数日経って雨が降り、なんとなく台所に入ったら漏れてましたよね〜。

天井からシトシトと雨が降ってました。

幸い料理ができる範囲は被害に合わなかったのでご飯の準備などはできましたが、それでも雨漏りしてる台所を使い続けるって嫌です。衛生的にも問題あるし。

 

そこで助けてくれたのが、町のおじちゃん達。

雨漏りの原因を突き止めるために屋根に登ってくれました!

ホースをひっぱってきて水を流すおじちゃん。

 

歩さんはホースの中継地点に待機。我が家の平和を守るためいっしょに戦います。

 

いろんな角度から水を流すおじちゃん。

「どげんや〜?(鹿児島弁でどうですか〜?)」

「漏れちょらんぞ〜!」

 

ちなみにこの日助けてくれたおじちゃんは3人。ありがたい。

 

おじちゃん達が試行錯誤してくれたおかげで雨漏りの原因発見!

屋根がめくれている部分があったようでそこを埋めたら大丈夫だよ〜!とのこと。

 

数日後、屋根を修理できるおじちゃんが直してくれました。

梅雨に入っていたのでハラハラしましたが、すぐに対応してくれて助かった。

おじちゃん達への感謝の思いで体が爆発しそうでした。

 

しかし、再び問題が!

無事直った雨漏り。ですが6/18の週けっこうな大雨が降りましたよね。

そう。雨漏り再発。

 

水がたまっていたところにわかりやすいように白いトレーを置きました。

濁っている水が漏れた雨です。

大雨の度に漏れていては台風の時はどうなってしまうんだ!!

 

翌日、町のおじちゃんに連絡。対処してくれるかな。

一難去ってまた一難。ローカルライフは三歩進んで二歩下がるです。

我が家の雨漏り事件、どんな展開が待っているのか。

乞うご期待!(はよ直って)

 

アリさん大量発生

3つめの困ったは、アリさんの大量発生です。

これが一番しんどい。対処してもしてもでてくるアリさん。しんどい。

 

アリの種類はクロアリです。噛まれたりとかはしてないし、2〜3匹だったらいいですよ。大目に見ますよ。

でもね、大量発生です。心中穏やかじゃない。

しかも大量にでてきたのが夜だったんですよね〜。おじちゃん達の助けを借りることはできません。

そこでわたし達がとった対処法がこれ。

 

あらかじめ買っておいた薬剤をアリがでてくる柱の周りにふりかける!

薬剤は念のためひっこし前に買っていました。ナイス判断。

 

なぜこうなったかというと、スプレータイプの薬剤をかけてもおさまらず

 

掃除機で吸っても変化なしだったから。

 

「このままじゃ眠れない!」となり、薬剤をふりかけざるという力業に頼りました。パワープレイです。

その後数は減ったものの、我がもの顔で闊歩するアリさんを見かけます。

見かける度に滅してる。1匹たりとも見逃さない。目に入ったら滅する。慈悲なし!

我々はアリさんと同居するために移住したわけじゃないんじゃぁぁぁああああ!

 

写真はアリさんとの死闘をくぐり抜けた勇者です。(めちゃめちゃHP削られてた)

 

薬剤は今もふりかけたまま。

こちらも今度の展開を乞うご期待。(まじしんどい)

 

なんとか生きてます

(本当はもっと衝撃的な写真もあったんだけど、控えました)

あれこれ困ったことが起きてますが、町のおじちゃん達に助けてもらったり、Google先生に泣きついたりしてなんとか生きてます。

 

見方を変えたら、雨漏りなんて鹿児島市のマンションに住んでたらまず経験しないだろうし、アリさんハンティングで得た知識が何かに役立つかもしれないし。

というか困ったことに頭を抱えるより、笑って受け止めてササっと対処した方が精神的に楽。

 

落ち込んでもここにはストレスを発散させるような娯楽施設はない。全部自分の手で生みだし、謳歌するしかないのです。

消費ではなく、生産。

自由の幅が狭まった分、想像の余白は広がったように感じます。

 

色々ありますが1人じゃないし、助けてくれる人もいるしなんとか生きてる。

これからもたくさんの困ったと出会うだろうけど、その時はその時。

ローカルに鍛えられてる気がするな〜!