【鹿児島移住ドラフト会議】は、想像以上に本気のコントだった・・!(ドラフト指名 編)

こんにちは!

花ざぐるま(@kazali0617)です!

3/11・12に鹿児島市で開催された、移住ドラフト会議に移住希望者として参加してきました!

今回は移住ドラフト指名が行われた、12日のようすをお届けします!

11日のようすをまとめた前夜祭~懇親会 編もどうぞ!

移住ドラフト会議当日!開催場所はなんと・・

50年以上の歴史がある、城山観光ホテル!

城山観光ホテルは、庶民的でありながら高級感も備える鹿児島を代表するホテルです。スイートルームは1泊30万ぐらいするとか・・。

講演会や就職関係の合同説明会などが行われることも多く、結婚式を挙げることもできます。クリスマスシーズンはイルミネーションがきれい。

そんな高級ホテルで、鹿児島移住ドラフト会議を開催・・。

概要を知らない人が目にしたら「は?ドラフト会議?なんじゃそりゃ」となってもおかしくないイベントなのに・・。

「非現実的すぎるわ」と内心おもしろがっていました。ふふ。

前夜祭のさいごに、「明日は、正装。きれいめの格好でおこしください」とアナウンスがあったので、真っ黒のニットワンピースを着て、慣れないヒールを履きました。

これもまた、わたしにとっては非現実的。

「非現実的な空間に、非現実的なかっこうで向かう。なんじゃこりゃ」とおもしろがりながら、会場に向かうシャトルバスに乗りました。

会場のアメジストホールに到着!

到着した直後の会場のようす。

マスコミの方がいらっしゃいますね。テレビ局が4社ほど取材に来ていたようです。

開場は9:30から。

参加者は「移住希望者」「受け入れ地域」「マスコミ」「一般観覧者」に分かれて受付をします。

受付では「資料」「ステッカー」「胸飾り」がもらえました。

胸飾りの色がそれぞれ違っていて、かわいかった。

「移住希望者」は青。

「受け入れ地域」はきいろ。

「運営」のみなさんは、オレンジでした。

運営の方が1つずつ丁寧に作られたそうです。

 

受け入れ地域のみなさんは前方の四角いテーブル席に、移住者は後方の丸いテーブル席に。
豪華なシャンデリアが照らす、高級感あふれる会場でした。

右奥に写っているのは、ドラフト指名後に記念撮影をする金屏風です。

いよいよ移住ドラフト会議、スタート!

10:00になり、移住ドラフト会議がはじまりました!

受け入れ地域の名前を紹介する映像とともに野球のサイレンが鳴り、「プレイボール!!」の声が。

迫力のある開会宣言でした・・!

そして、司会はなんとMBCアナウンサー岡田祐介さん

平日の鹿児島の顔!かごしま4のアナウンサーの方です。

(引用:かごしま4)

高校野球の実況も担当したことあるという実力派!
岡田アナウンサーが司会を務めたことで、移住ドラフト会議の格がグーンと上がったような。

本物のドラフト会議さながらの司会。最高でした!

長島町副町長による移住者応援講演「たかしのゆいごん」

開会宣言の後は、長島町の井上 貴至副町長による、移住者応援講演が行われました。

講演は対談形式。

井上副町長に、移住ドラフト会議の言い出しっぺである永山さんが、質問をしながら進めました。

移住者応援講演で特に印象に残っている言葉は「ワークライフシナジー」「大の大人を変えるのは、傲慢だなあと思うようになりました」「仲良くなるためには、バーベキューをする」です。

地域で何かをしようと思い、仲間になってもらいたい人がいる時には、1対多ではなく1対1で話す。その方が気持ちが伝わる。

人を変えることはできないけれど、場所やふんいきを変えることはできる。地域の人と仲良くなる時には、バーベキューがオススメだそうです。
バーベキューみたいなにぎやかな場所だと、変に水を差されにくくなるとのこと。

さいごには、ブログを書くこともオススメしていました。
大切なのは、相手のことを見ながらどういいパスを出すかということ。

井上副町長自身もブログで長島町のことや、自分の考えを発信しています。
ブログに書いたことに対して、コメントをもらうこともあるそうです。

ブログを運営している身としては「おー!この講演をきっかけに、鹿児島にブログ仲間が増えるかも!」とワクワクしました!

みなさんも、ブログ書きましょう!!

井上副町長の講演は、可視化グラフィックされていた!

会場では、可視化グラフィックライターのせきさんが、話した内容をリアルタイムで紙に残す、可視化グラフィックレコードを作成。

こちらは前夜祭と、井上副町長の講演の可視化グラフィックレコードです!

移住者のプレゼン内容がそれぞれ端的にわかりやすく、井上副町長の講演内容もわかりやすく残っています。

170人会議の時も見せてもらったけど、今回もすごい!

内容もすばらしいけど、似顔絵もすばらしいんです。みんな本人に似てるんだよな~。

近々、せきさんの紹介記事をお届けしますので、お楽しみに・・!

講演の後は、少しきゅうけい

講演の後は、きゅうけい時間。

みなさん名刺交換をしながら、にぎやかにお話ししていました。

おっと、ここで懇親会でお世話になった下堂薗のお茶をはっけん!!

ドリンクコーナーにティーパックが用意されていました。

きゅうけいが終わると、いよいよ移住ドラフト指名会議のはじまりです・・!

ドキドキの、移住ドラフト指名会議!

きゅうけいが終わると、言い出しっぺの永山さんから「ここから先は・・コントなので!」というアナウンスが。

会場は、大爆笑。笑いに次ぐわらいで、どんどん盛り上がります!

同じく鹿児島移住計画のぺーさん(安藤 淳平さん)から会場のわたし達に「ドラフト指名の時に誰かの名前が呼ばれたら、名前にピンと来なくても、おーって言ってもらっていいですか。そこだけお願いします」という大切なお願いがありました。

テレビ局から取材の方も来てますからね、映える映像が求められますもんね。ふふ。

 

ドラフト指名は、第1巡指名から第3巡指名まで。
11地域が、33名の移住者の中からを1人を指名するので、全員どこかの地域から指名されます。

指名が重なった場合は抽選。
印のついた封筒を引いた地域が交渉権獲得となります。

惜しくも抽選が外れ、交渉権を獲得できなかった地域は、第1巡2回目の指名にうつります。
第1巡指名の中で、指名が重ならなくなるまで続きます。

全地域が指名を完了したところで、第2巡指名にうつります。

受け入れ地域のみなさんが指名する移住希望者の名前が書かれた紙を封筒に入れ、運営のみなさんがスライドに記入。
その後、会場全体に発表されます。

指名する、11の地域はこちら

【日南】日南市 IT 企業関連地域

【日南】日南市 飫肥地区

【甑島】東シナ海の小さな島ブランド(株)

【美山】美山地区公民館

【長島】長島大陸地方創生チーム

【鹿屋】(株)大隅家守舎

【三島】三島村ジオパーク推進協議会

【桜島】NPO法人 桜島ミュージアム

【肝付】岸良地域支え合い委員会

【頴娃】NPO法人 頴娃おこそ会

【騎射場】きしゃば族(騎射場のきさき市)

第1巡指名はどうなったのか・・?

緊張の第1巡・・。

デザイナーの中野さんに指名が集中!5地域から指名されました!

指名が重なったので抽選です。

交渉権を獲得するのは、いったいどの地域だ!

 

我がふるさと、鹿屋!交渉権を獲得したのは、鹿屋の「大隅家守舎」です!

惜しくも交渉権を逃した、4地域は第1巡2回目の指名へ。

 

最終的に、第1巡指名はこのようになりました。

ありがたいことに、わたしも肝付の「岸良地域支え合い委員会」のみなさんから、第1巡指名をいただきました!

やったー!ブログを書きにいけるぞー!

久しぶりに大隅の地を踏めるぞー!

続いて、第2巡指名!

第1巡指名が決定し、第2巡指名にうつります。

受け入れ地域のみなさんが指名者を選んでいる間は、鹿児島移住計画のぺーさんがマイクを持って会場を回ります。

写真は、宮崎地区の方に話を聞いている場面。

 

ばばっと取材陣が集まった。

 

第2巡指名も指名が重なりました。
動画は、「NPO法人 桜島ミュージアム」の福島さんと、「NPO法人 頴娃おこそ会」の加藤さんの一騎打ちの場面です。

交渉権は、どちらの手に!

 

おー!頴娃の加藤さんが交渉権を獲得しました!
舞台前で両手をあげて喜んでいるのは、頴娃の地域おこし協力隊のちゃこさん(前迫 昇吾さん)です。

去年の移住ドラフト会議でも、何度か桜島と頴娃の指名が重なったらしい!
その時は、桜島の福島さんが交渉権を獲得したようですが、今年は頴娃の加藤さんに軍配があがりました・・!

最終的な第2巡指名です。

さいご、第3巡指名へ!

とうとう最後。

第3巡指名では、Kagoshimaniaxの「中の人」や、正体不明だった「大漁 バタ子」さんが指名されました!

鹿児島ユナイテッドFCオフィシャルカフェの田仲さんは、「長島大陸地方創生チーム」から指名された後に「長島に2店舗めを出したい」と話していました!
すごいことになるぞ・!

最終的な第3巡指名はこちら!

以上で、11地域から移住希望者33名全員が指名されました!

指名後は、金屏風の前で記念撮影!

移住ドラフト指名が成立した後は、移住希望者は受け入れ地域から「1年間の独占交渉権」と「地域特産品」が贈られます。

わたしは肝付のみなさんから、すてきな手作りの冊子をいただきました!

特産品は後日郵送していただけるそうです。たのしみ!!

 

贈呈後は、地域ごとに金屛風の前で記念撮影を行いました。

写真は肝付のみなさんと、第2巡指名のちょす(まつよし みさと)ちゃんです!

被っているのは、移住ドラフト会議オリジナルデザインのキャップ!野球っぽいぞ。

以上、移住ドラフト会議2017でした!

全地域の記念撮影が終わり次第、閉会を迎え、鹿児島移住ドラフト会議が終了しました。

やー。前夜祭を含め、大爆笑の2日間でした。運営のみなさんおつかれさまでした!

概要はなんとなくわかっていたけど、細かいところまでは理解してなくて、「とうとう会場まで来ちゃったけど、大丈夫かな」とちょっと心配していましたが、蓋を開けてみれば、移住ドラフト会議とは壮大なコントでした。

 

「移住」という言葉だけだと、衣食住に関わることなので、考えれば考えるほどシビアになって、重くなりがちです。
「住む家はどうするの」「仕事はあるのか」「ちゃんと暮らしていけるのか」など。

でも、移住ドラフト会議という大爆笑なコントが入り口だと、まず人と人が繋がって仲良くなります。
今回は前夜祭、懇親会とたくさんの時間が設けられ、当日の会場でもたくさんお話しできました。

そして、ドラフト指名へ。
指名する側とされた側には、すでにある程度関係性ができているので、わりと気楽に話せます。

「移住」について考えるには、まず移住希望者と受け入れ地域の誰かが繋がり、ある程度の信頼関係を築く必要があると思います。

その信頼関係は楽しくておもしろい場の方が築きやすい。となると「移住ドラフト会議」はコントであればあるほどいいんですよね。

移住ドラフト会議が、移住希望者と受け入れ地域を結ぶいいきっかけになります。
わたし自身、今回移住ドラフト会議に参加してなかったら、岸良のみなさんと繋がることはなかったです。前夜祭で初対面でした。

 

「どこに住んで何をするか」も大切ですが、「どんな人とどんな風に暮らすのか」も大切。

大爆笑でたのしい2日間でしたが、裏にあるメッセージや思いなどもちゃんとくみ取った上で、指名してくれた肝付、岸良地域のみなさんと仲良くしていきたいなあ。

さいごに

移住ドラフト会議はたぶん来年も開催されるので、気になった方は来年参加してみてください!

その時がきたら、ONESELF Labでも告知しますね。

 

あー。それにしても楽しかったなー。
「ブログを書きに来ませんか?」って誰かに言ってもらえる日がくるとは想像してなかった。

岸良のみなさんが喜んでくれるような文章を書けるかはわからないし、不安もあるっちゃあるけど、それ以上に楽しみの方が大きい!

だいすきなことで、だいすきな人たちのためになれて、それでご飯が食べれたら・・こんなしあわせなことはないなあ。

がんばりたいなあ。

こちらも、どうぞ!

鹿児島移住計画|Kagoshima Migration Project

肝付町観光協会公式サイト≫岸良エリア

アラワス|せきこの可視化グラフィック

鹿児島 城山観光ホテル【公式】

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