こんにちは!
花ざぐるま(@kazali0617)です!
日本人なら誰もが一度は耳にしたことがあるはず。「初心忘るべからず」という諺。
初心忘るべからず
【読み】 しょしんわするべからず
【意味】 初心忘るべからずとは、何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならないという戒め。
みなさんは、この言葉の意味を身をもって理解していますか?
この言葉を頭の中で思い出すことがありますか?
先日、ある先輩の恋愛話しを聞いている時に、「ああ、わたしは初心を忘れていたなあ」と思わされたので、今回はそのことについて。
きっと、あなたにも思い当たり節があるはずです。
「中学生の恋愛か!」ってぐらい純粋な先輩の姿。
先日話しを聞いた先輩は、恋人ができたばかり。
もーこっちの背中やわき腹が痒くなるほど初々しい恋愛模様を、百面相しながら話すわけですよ。何時間も。
「いやそれさっきも聞きましたけど」「わかったわかった。わかったから」とサラッと受け流しつつ「ひゃー、中学生と恋バナしてるみたいだ」「あー、それ中学の時同級生が似たようなこと言ってました」とかけっこう失礼な相槌を打ったりしながら聞いてました。
すごく楽しい時間でした。
その先輩とはかれこれ4、5年の付き合いで、すごく仲良しです。だからこそ聞いてて恥ずかしいというか、ついつい笑ってしまうというか。
なんかもー、その先輩は恋愛初心者なんですよ。話しの途中でこっちが「あぁぁぁぁaa!!」って頭を抱えたくなるぐらいウブです。
でもあれやこれや話しを聞くうちに、だんだんその先輩とじぶんを重ねて考えはじめたんですよね。
そこで、「あー、初心って大事だ」と気づかされたわけです。
彼と付き合って1年3ヶ月。ちょっとずつ気持ちが変化してきた。
わたしは今お付き合いさせてもらっている殿方がおりまして。かれこれ付き合って1年3ヶ月経ちました。
わりと早い時期からいっしょに暮らし始め、同棲をはじめてからは10ヶ月経ちました。
ただ付き合うだけじゃなく、衣食住も共にしているので、体感では「2、3年いっしょに暮らしてます」くらいの気持ちです。
そんな風に彼と過ごす濃ゆい時間の中で、いろいろと気持ちが変化しました。いい意味でも悪い意味でも。
いい意味の変化。
いい意味としては、付き合い始めより彼のことをたくさん知れたので、もっと好きになりました。知ったことで嫌いになったことも多いけど、圧倒的に好きになった面積の方が大きいです。
親からもらった、与えられる愛だけじゃなく、与える愛の意味もちょっとずつわかってきました。
他には、「1人でいるよりも2人でいたほうが楽しいな」って素直に思えるようになりました。
以前は「1人のほうがコンパクトだし、1人のほうがぜったいに楽だ」と思い込んでいたけど、今は「2人でいると何もしなくても楽しいし、受け入れてくれる誰かがいるって精神的に安心できて、すごく楽だ」と心から思います。
1人で住んでいた時は、大きく精神のバランスを崩して家から出なくなる現象が頻繁に起こってたけど、彼と暮らすようになってからは比較的安定しています。
悪い意味での変化。
悪い意味というか、「あまりよくないなあ」という変化について。
その変化とは「私自身が、彼と付き合っていることを当たり前だと思ってやしないか」ということ。
わたし達は基本的に仲良しなので付き合って1年経ちましたが、さいしょの頃と変わらず好意を伝えるスキンシップを取ります。
それが「当たり前」です。お互いに好きで、いっしょにいるのが「当たり前」なのです。
「当たり前」と思えるくらい近くにいて、濃ゆい時間をいっしょに過ごせたことはすごくすてきだと思います。我ながら。
けんかもしたけど、「よくやった!」と拍手を送りたいぐらい。
でも、それは決して当たり前ではないんですよね。
当たり前と思った瞬間に、初心を忘れる。
赤の他人の2人が出会って、いろんな過程を経て付き合うことになって、いっしょにいることは、全然当たり前のことじゃないですよね。
さいきんのわたしは、彼といっしょにいることを「当たり前」のように感じていました。
そんなとき、恋人ができたばかりの初々しい先輩の話しを聞いて「あー、わたしは初心を忘れていたなあ」と気づいたのです。
当たり前と思った瞬間から、初心を忘れてしまいます。初心を忘れると、大切なものが見えにくくなります。
彼がいっしょにいてくれるのは当たり前じゃないです。明日急にいなくなることもあり得る。実際、出会うまでは彼のことなんて知りもしなかったですから。
大切なものをちゃんと大切にするためにも、「初心を忘れずにいたいな」と強く思いました。
彼と末永くと願うなら、なおさらね。
さいごに
彼と過ごす中で得た学びを同棲の闇と題して書いたりしてるけど、わたし達は基本的に仲良しです。へへ。
日常を大切にする呪文としても「初心忘るべからず」は使えるなー。
当たり前のここちよさに身を任せつつ、時には「初心忘るべからず」と唱えてきちんと今に目を向ける。
幸せは、近くにありますねえ。
ごあんない
同棲について
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